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ビーチバレーボール選手坂本実優さん
東京五輪の星を支えるABILES
砂の上を走り、跳ぶ。ビーチバレーボールは肉体に負荷がかかる競技である。
そんな過酷な環境で、東京五輪に夢を馳せるビーチバレーボール界の新星がいる。最大限のパフォーマンスを引き出すABILESが支える、金の卵たちをクローズアップ。
中学時代、バレーボールで日本一になった。
「将来はバレーボールをやっていきたいと思いました。けれど、高校に入ってから道を外れてしまいました」
卒業後も高校でバレーボールを続けていたが、上を目指すのはやめた。
その後はどこのチームにも所属せず、男子のクラブチームの練習に参加して単身でバレーボールを続けていた。
そんなときだった、ビーチバレーボールと出会ったのは。
「関係者の方から、向いてそうだからやってみれば? と言われて。
初めは軽い気持ちで4人制から始めたんですよ。やればやるほど、面白くなりました」
大学3年で始め、その翌年からは2人制の大会に出るようになった。挑戦1年目でビーチバレージャパンレディース17位、JBVサテライトでベスト8入りを果たしフレッシュな存在感を示した。
しかし、若手として飛躍を狙った2014シーズンは、大きなケガが坂本を襲った。
シーズン途中から思うように上がらなくなった右肩を手術し、冬の間はリハビリに励んだ。
そうして、ケガから復帰することになった2015シーズン。
坂本は今年ベテランの山田寿子とペアを組み、4月のJBVサテライトでは3位。
シリーズAにおいてもコンスタントに決勝トーナメント進出を果たしてきた。
「まだ肩のケガは完治していない状況です。毎週のように遠征があって肩を使い続けてきたのでシーズン途中から炎症が起きてしまいました。
そんな中でも、復帰一年目で最低限の成績を維持できたのは、ABILES をつけていたからだと思います」
現代の社会は、電子機器から発せられる電磁波、日常生活における精神的ストレスから自律神経のバランスを崩しやすく、
それがアスリートの不調の原因につながることも多い。ABILESは身体から発する波動を整えて、本来持っている身体の筋力や可動域を最大限に引き出すパワーを持っている。
「今シーズンは、右肩がフルで使えなかったので、左肩も使えるように練習したり、
今までより頭を使って戦術を組み立てるようになりました。この経験を来シーズンに活かしていきたいですね」
坂本が目指しているのは、国内最高峰の表彰台。
現在は2つのアルバイトを掛け持ちしながら選手活動を続けているが、 いずれはプロとして自立したいと考えている。
「もちろん目標は日本一と言いたいところですが、まずは一つ一つ上がっていくこと。
その先に東京五輪もあると思いますし 来シーズンに向けてもう一度、身体を作り直していこうと思っています」
心身ともに身体を支えてきたABILESとともに。
坂本はさらなる大きい舞台を目指して、リスタートを切る。
参考:ビーチバレーボールスタイルより
BEACH Volleyboll Style
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