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プロテニスプレイヤー守谷総一郎さん
苦難を苦にせず プロとして歩む
アレルギーを持ちながらも、その苦労を感じさせない守谷プロ。
ようやく自分のプレースタイルを見つけ出し、身体のバランスを整える『ABILES』と共に戦う準備は整った。
最近、子どものアレルギーに悩む親御さんたちは少なくないだろう。
実は守谷総一郎プロは、幼少の頃より日光アレルギー、食物アレルギー、薬アレルギー、コリン性じんましん、寒冷じんましんなど、様々なアレルギーを持っている。
小学生の時には救急車で運ばれたことも1度や2度ではない。
現在は、日光アレルギーは治まっているものの、食物アレルギーが悪化しており、食べられる物もかなり限られている状態だ。
それでも本人はアレルギーを気にし過ぎないようにしており、 「食べたらいけない物を避ければ大丈夫」と、サラッと言ってのける。
実情は、もちろん簡単なことではない。例えば、故障した時は最悪だ。
テーピングをすればじんましんが出て皮膚が荒れるが、翌日もその上にテーピングをしなければならず、シャワーを浴びれば激痛が走る。
そんな中、よくプロという過酷な職業を選択したと思うが、アレルギーは関係なく、自分のやりたいことをやろうと、親の後押しもあって決断した。
プロ転向後は伸び悩み、約1年後に山梨の石井テニスアカデミーに拠点を移す決断をする。
最初は厳しいトレーニングについていくだけで必死だったが、
今は同じメニューなら普通にこなせるようになった。
フィジカル強化に加えて、石井弘樹コーチが繰り返し叩き込んだストロークも上達し、
得意のネットプレーを生かしたプレースタイルが構築されつつある。
今年の2月には、トルコのフューチャーズで予選を突破してベスト4に入り、
ダブルスでは2大会連続優勝と結果を出した。
実はこの大会から腕に着用していたのが、心身のバランスを整えてくれるという『ABILES』だ。
「付けて試合をした時と、付けていない時とでは、明らかに差を感じた」と言うほど、
動きやすく感じられた様子。特に「際どいボールでもしっかりといいボールが返せたのは、
意識しなくても、自分の身体のバランスが崩れなかったから」だと、振り返る。
それ以来、お守りの意味も込めて、常に着用するようになった。
アレルギーを抱えながらプロの世界で戦う守谷プロは、
少しでも自分にプラスになると感じられた『ABILES』の力を取り入れて、着実に前進していく。
参考:『月刊スマッシュ』2016年7月号より
http://www.nsks.com/smash
守谷総一郎のプロフィールはこちら
http://www.nsks.com/blog_smash/2014/08/21/9795/
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